今日、２週間ぶりくらいに中国の友人、小姐に電話した。

寧さんと普段は読んでいる。
現地ではニンシャオチェ（寧小姐）。

丁度、現地では旧正月の帰省ラッシュで大変な事だと言う事だ。
駅の構内は汽車まちで２日から３日間、そこで寝泊まりする人や、その人たちにパイナップルや飲み物や食料を売歩く商人などでごった返し、ちょっとしたパニックになる事もあるらしい。

最近の大気汚染の状況も聞いたけど、北京や上海ほどではないけど、酷い状況らしい。

　でも考えたら今に始まった事ではないと思うんだけどね

いつも中国で居るときは、寝る前にホテルで鼻の穴をティッシュで掃除するんだけど、黒いススの様なものが付いて真っ黒になるし、浴槽にお湯をはれば、消毒の臭いと、どぶのような臭いが混ざった臭いがして、お湯の色も濁っている。

ホテルのコーヒーでさえ薬品臭いし、安全な飲み物はコーラとかビールとかくらいかも知れない。

　食堂の料理などは水は水道水（汚い）をふんだんに使っているから気分のいい物ではないし、食用油は下水油を使っている感じ。
なぜかと言うと厨房が見えるようになっているんだけど、蓋の開いた一斗缶に入っている油は真っ黒で、それをおたまに掬って中華鍋に入れている。

全館禁煙の市場内でもタバコはOKな雰囲気で、お尻まるだしの服を来た子供が屋内でも屋外でも所かまわず大小便を垂れ流して、バスに乗ったら大人がタンをバスの床に吐き捨てる。

御飯は店の前の路上でたべて、落花生の皮や鳥の骨やトウモロコシの芯を店の中ではなく、公共の道路に散乱させている。

誰の物でもない空や川に至っては、自分の土地でも家でもないのでいくら汚しても自分に直接影響ないと思っているから今回の大気汚染に繋がるのかも知れない。

中国では、土地に所有権はなく、すべての土地は国から借りている事になっている。
だから愛着がわかないのかも知れない。

小姐はいつも『選挙があっていいね』と言っている。

そんな事、当局に聞かれたら逮捕されるんじゃないか？って思うけど・・・・

彼女は、悪いと思えば謝るし、損得だけじゃなくて友人として商売でも小口でも嫌な顔せずに付き合いを続けてくれる。

彼女を見る限り、中国人だからみんな自己中とか拝金主義とかじゃないって思わせてくれる。

今日の電話で、３月まで仕事止まるけどごめんねーーーって言っていた。

その明るさと気楽さは大陸気質なのかも知れない。

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