先日、義理の父が他界しました。
77歳(数えで79歳)と平均寿命からしたら若い。
ぼくの生まれ年は若くして命が尽きる人が多くて今まで友達の葬儀も10人近く経験してきた。
その度に思う。
いつも綺麗にしておこう。仕事も人付き合いも金の事も。
そして自分に迎えが来た時に、残された家族が迷わないようにキチンとエンディングを纏めておこう。
そしてそれが整ったら、残された時間の事は気にせずに一生懸命に仕事も人付き合いも尽くそう。
最近終わったドラマで、『わたしを離さないで』って言うドラマがあったけど、すごく考えさせられるドラマ。
提供者と言う『臓器を提供する為だけに生まれて来て、教育を受ける人たちが、いつ提供の日が来るか判らない状況で、死と向き合いながら、恋愛したり生甲斐をみつけて、生きる意味を死の直前まで考え続けるドラマ』
考えたらぼくも提供者ではないけど、いつ死ぬかなんかわからない点では同じで、『長いか短いか』『人為的かそうでないか』の違いだけ。
人生が80年前後と長すぎる分だけ僕らの人生は、1日当たりのその意味が薄れていく。
人生の意味が100だとすれば、50年で死ぬとわかっている人と、100年生きる人の1年当たりの意味の濃さが違うだけで、ドラマの中の人たちはわずか30年足らずで生きる意味を解かないと行けない。
生きる意味が解けずもがき苦しむだけ、人生が深くなる。
だからこそ思う事は、問い続ける事で、『どうするべきか?どうしたら気持ちが救われるか?』を考えながら生きていけると思う。
自分を見つめる事って大切ですね。
余談ですが、最近から中国語を勉強する事にしました。
少しでも言葉がわかれば、中国への買付の旅でも、違う色が見えてくるでしょうね♪