以前は建設会社に勤めていた。
22歳から35歳になるまでの13年間、現場監督を3年した後、営業に配属された。
直接、契約を結んでくるのは営業の仕事だけど、会社でよく言われていたのが、会社の人間だけでなく、会社にかかわる全ての人やモノが営業マンだ!と言う事。
現場の状態
出入り業者の言動
職人さんの愛想
監督の言葉使い
営業マンの身だしなみ
受付窓口のおもてなし
事務所の掃除が行き届いているか?
いくら商品が良くても、良い提案をしても
何かひとつ悪い印象があるとダメに成る事もある。
逆に、営業マンが苦労しなくても
監督さんがすごく良い人で・・・
とか
職人さんの腕がすごく良くて・・・
とか
この会社のトイレはいつも綺麗で・・
などなど、そう言った間接的な要因で契約がスムーズに進む事も多い。
要は、全員で考えて、如何にお客様に支持される会社にするか。
もっとたくさんのお客様に興味を持って頂くにはどうしたらいいか?
経営者、設計士、監督、職人、業者、みんなが一丸となって、会社の繁栄に尽力し、最終的に自分の利益に還元させる。
うちの会社には営業担当はいない。
だから全員が営業マンにならないと会社の繁栄は鈍る。
会社のひとり一人にそう言う意識が大事なのだと思う。