ありは日々コツコツと働いて、冬の間の糧を蓄える。
キリギリスはその日その日を楽しんで冬の事は冬の事と毎日楽しそう。
ありは自分たちで考えて、知恵を絞り、如何に1年を通して快適に暮らすかを常に頭においている。
キリギリスはそんなしんどい思いはしたくない。
今だけ楽しければいいし、その日食べれたらいい。
結局、まじめに考えてまじめに行動しないとご飯はたべられないし生きて行けない。
結局、キリギリスは冬に餓死する。
小さい頃に習った物語。
先日、ある会社の社長さんとお会いして言われたのが『小林くんは常に考える人でないとダメ。忙しくてもほかの人と同じように動き回ってたらダメ。そういう時こそ考える時間をたくさんとらないと』と言われた。
その日その日、自分に課せられた業務や雑務をこなして『あ~・・・今日もいっぱい働いた』って満足してたらダメと言う事だ。
その話を聞いて『アリとキリギリス』を思い浮かべた。
別に怠けている訳じゃない、でもその日の仕事をこなして、その日の満足を得ているだけではだめ。
何も考えずに、出来る仕事をこなすのは、バイオリンを引いているだけに似て等しい。
それは、消化すべき業務、消化しないとたまって行く業務をこなしているだけで守りの業務。
その社長さんが言う考えると言うのは、戦略を錬る事だ。
どうすれば効率よく業務をこなせるか?それによって出来た余裕でどういった攻めの体制を作るか?
アリのように懸念される事案を鑑みて、戦略を錬って準備をする。
『今日はいっぱいお客様が来てくれたね』『今日はお客様があまり来られなかったね!明日はがんばろ!』それはそれで不真面目ではないけども、繁忙期と閑散期を理解しておかないとダメ。
お客様にいつもお得な情報を発信して、新鮮味と活気を演出し、常に楽しんで頂き、常にお喜び頂ける企画を考えないといけない。
そうやって考えて錬った企画によって、ご来店頂いたお客様にも常に『ありがとう』と言う感謝の気持ちでお答えし、お喜び頂かないといけない。
考えないで、対策も戦略も錬らなかったら、キリギリスと同じ道をたどる事になる。
今は食べ物がたくさんあるけど、冬になって食べ物がなくなったらどうするの?
『死んじゃいますねぇ~』
キリギリスがバイオリンを弾きながら歌う夢を見た。
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白のジェルにゴールドのクロスやスタッズが映えてとっても素敵です。