先日、ずっと行きたかった安土城に行ってきました。
ちょうど滋賀に用事があって近江八幡まで行くことにしたのですが、雨だったのに急に晴れてきたので、それだったら近いし行ってみようってなり、行く事にしました。
所々に紫陽花も咲いていて、草木も青々としていて、城跡を見るには絶好の日でした。
あまり整備されていない荒れた石垣と青く茂った草木のコントラストが「国敗れて山河あり」と言う一節とオーバーラップします。
追手から上に目を向けると、結構な石の階段が続きます。
この石段を登らないと本丸、二の丸、三の丸などの城郭に辿りつきません。
信長も蘭丸も皆、この石段を登ったのかと思うと「なんでそこまで・・・」と言う気持ちが湧いてきます。
あまり整備されておらず、発見当時のままの石段や曲輪や石垣は、整備されすぎた姫路城や大阪城と比べても、何か違った感動があります。
「あぁ、秀吉もこの靴摺石を踏んでこの地にあった館に入って行ったんだろうなぁ」なんて思えたりもします。
下の写真は羽柴秀吉の邸宅があった場所で、山頂にある城郭より下の麓の追手入り口に一番近い場所にありました。
何かあったら真っ先にって感じの場所です。
最後の写真は、山頂にある天守跡の石垣の上から琵琶湖方面を臨んだ写真です。
この今立っている高さから6層(天守は地下1階、地上6階からなる7層天守だったと言われています)も上にある天守の最上階から、信長はどんな夢を見たんだろう・・ふとそう思いました。
そう思うと同時に、人間50年と詠んだ信長と自分を重ねて、いずれ叶えたいと思う夢を、近い将来の目標に据え換えて、もっと挑戦して行くべきかな?なんて思ったりしました。