最近、息子たち高校生男子の好感度もUPしている「広瀬すず」がCMしている『全部でたと?』
とか、斎藤工の『したいの?』
どっちも視聴者から”卑猥”だとクレームがあったらしいけど、それってどうよ?って思う。
思春期のおぼこい中高生が、その言葉を聞いてほんとに”卑猥”だって思うんかなぁ??
すでに僕と同じように物事を斜めから捕らえるネットユーザーたちからは、最初からクレームを想定して、狙い定めた炎上商法なんじゃ?って言う意見まで出てる。
国会でも、芸能界でも、教室でも、「不適切な表現」とかいうものがありすぎて、なんかやりにくいって思いません??
昭和の人間の僕からしたら「そんな目くじら立てるほどの事か?」って思う。
でも、これも90年代からコメディタッチではあるけど予測するような話があったんです♪
ぼくが20代だった頃に見たスタローン主演の映画「デモリションマン」がそれ。
現代で大きな失敗をした刑事(主人公)が、しくじった罰として”冷凍刑”になって、それから何十年後か経った近未来に、何かの原因でお呼びがかかって、冷凍刑から解かれるんだけど、その近未来の世界は常にコンピュータに管理されていて「人と人が触れ合ったら罰金」とか「下品な言葉を使うと罰金」とかで、違反したら家でも会社でもトイレの中でも即座に「違反です。◯◯円の罰金です」とアラートが鳴るw
キスは不潔なもの。だからゴーグルとヘッドホンをつけてバーチャルセックスをする。って言うのも衝撃だった。
90年代から冷凍されて、いきなり未来に蘇った浦島太郎状態の主人公は、野蛮人扱いで、すぐに「くそったれ!」って口癖を吐くから、罰金だらけ。
でも暴力が厳しく罰せられる未来では、ケンカ上手な主人公は最強で、どうにもならない悪者に対抗するには、90年代の野蛮人が力を発揮して、未来の悪党をアナログな力技で全滅させるっていう話。
映画の中では、主人公が「くそったれ!」と下品な言葉を使う度にコンピューターに”罰金です”と諌められるのが笑うポイント。
それが今、笑い事じゃなくなってきてるw
グーグルグラスとかは、そういう「住みにくい世の中」を憂う人が多くて、商品としては成功しなかったけど、それが支持されて一歩間違えば、デモリションマンの世界が近づくわけで・・・
他にも高橋ジョージと三船美佳の”モラハラ”離婚とか、セクハラやパワハラと言う言葉狩りが多いですね。
もう、会社でも下手な事言えへんし、家でも下手な事言えへんし、貝にでもならんといつか訴えられるんじゃないかな?なんて思う。
鈍感、気が利かない、冗談か本気かわからない、スケベー、トイレから出てきて手をあらわない事がある、賞味期限切れも少しなら気にしない・・・そんな人間はこれから先どうしたらいいのかな・・・
全部でたと?のコマーシャルの広瀬すずさん。
この雰囲気と言葉のギャップを大のおとなが楽しんでます♪